「これなら買えるぞ!」本日発表のトヨタの超ド級新型車「GR GT」が早くもトミカで商品化決定!

 2025年12月5日午前11時、トヨタが新世代フラッグシップFRスポーツ「GR GT」を世界初披露した。4.4L・V8ツインターボで650ps超をたたき出す、トヨタ渾身のスーパースポーツだ。その発表と同じタイミングで、秋葉原ではもう一台の「別の本物」が動き出していた――そう、トミカ版「GR GT」の商品化決定が、トミカ55周年イベント会場でサプライズ発表されたのだ。以下、速報を整理してお届けする。

【画像ギャラリー】「これなら買えるぞ!!」 トミカ版GR GT画像と実写版GR GT(19枚)

文:ベストカーWeb編集部、写真:タカラトミー、トヨタ自動車、ベストカーWeb編集部

本日11時発表の「GR GT」、まさかのトミカ化も即決定!!

 本日トヨタから世界初披露されたスーパースポーツカー「GR GT」、価格も発売時期も「未発表」とされ、一般ユーザーが実車を目に出来るのは早くても2026年1月の東京オートサロン……と言われるなか、「手のひらサイズのGR GT」は、ひと足お先にファンの前へ姿を表した。

 まずは実車について整理したい。本日TOYOTA GAZOO Racingが記者発表会でワールドプレミアしたのが、新型スーパースポーツ「GR GT」とレーシングバージョンの「GR GT3」だ。4.4L・V8ツインターボ+1モーターのトランスアクスルを組み合わせ、最高出力は650ps超。骨格にはトヨタ初となるオールアルミ構造を採用するなど、「LFAのその先」を狙ったフラッグシップスポーツとして位置づけられている。

 そんな超ド級の新型車が世界初披露された、まさにその同日同時刻。東京・秋葉原UDX2階「AKIBA_SQUARE」で開催中の「55周年ファン感謝祭 TOMICA OWNERS MEETING」のステージでは、「GR GT」「GR GT3」のトミカ商品化決定がサプライズでアナウンスされた。

ファン感謝祭の会場で早くも展示されているトミカ版「GR GT」と「GR GT3」

 タカラトミーのプレスリリースによれば、今回商品化されるのは、

・レギュラーの「トミカ」シリーズとしてのGR GT

・「トミカプレミアム Racing」シリーズとしてのGR GT3

 の2タイプ。いずれも会場には試作品サンプルが展示されており、発売時期や価格などの詳細は後日あらためて発表される予定だという。発表ステージで「(トミカ版は)いつごろ発売?」と問われた関係者は「えー……来…年……?」と言葉を濁した。

トミカ版GR GT。うーーん、かっこいい

オートサロン2026から。でも「トミカGR GT」は秋葉原ですでに“実車展示”中!?

 この超ド級スポーツカー「GR GT」、一般ユーザーが実車をじっくり眺められるのはいつか。各種報道によれば、GR GT/GR GT3は2025年12月の世界初披露のあと、2026年1月に開催される「東京オートサロン2026」で一般公開されるのでは……と予想される(あくまで「予想」です!)。

 つまり、サーキットテストや限られたイベントを除けば、多くのファンが「本物」に出会えるのは、早くても幕張メッセの会場ということになる(いやどっちも「本物」なのだが)。

トミカファン感謝祭の発表会場で披露された巨大モニターには、トミカを手に持つトヨタ自動車の豊田章男会長の写真が。記者からは驚きの声があがった

 一方で、トミカ版のGR GTは、すでに秋葉原でファンの前に姿を現している。12月5日(金)〜7日(日)に開催中の「55周年ファン感謝祭 TOMICA OWNERS MEETING」では、GR GT/GR GT3のトミカ試作品が会場中央にドーンと展示。入場無料(混雑時は入場制限あり)で、12月5・6日の16時以降は予約なしでも入場できる時間帯が設けられている。

「実車を見られるのはオートサロンまでおあずけ。でもトミカなら、今日から秋葉原で会える」。どちらも“本物のGR GT”であることに変わりはないが、この一足早い“先行公開”こそ、トミカ55周年企画ならではの粋なサプライズと言えるだろう。

推定3000万円オーバーのGR GTが、トミカなら数百円!? 「これなら買えるぞ!!」の破壊力

 ベストカーWebでも詳報している通り、4.4L・V8ツインターボ+電動パワートレインを積むGR GTは、トヨタの市販車の中でも頂点に立つスーパースポーツとして企画されている。スペックや作り込みからして、価格は3000万円級になるのでは…との予測。本件に関してはまったくの予測なので、もしかしたら一億円以上するかもしれない。

 いっぽうトミカのレギュラーシリーズは1台594円(税込)が基本ライン。今回の商品化が発表されたGR GTも、詳細は未公表ながら、ベースはこのレギュラーシリーズに近い価格帯になるとみられる。

 ざっくり言ってしまえば、数千万円~一億円超クラスのスーパーカーが数百円で買えるわけだ(この値段差こそ、トミカの魔法である)。

実車は、ごく限られたオーナーしかステアリングを握れない

 トミカの魅力は、子どもも大人も、コレクターもライト層も、だれでも自分のものとしてガレージ(=机の引き出し)に迎えられる。

 本日、トミカ55周年を機にスタートするということで、公式オンラインファンコミュニティ「TOMICA OWNER’S CLUB」がスタートすると発表された(サービス開始は2026年夏)、往年の名車を現代技術でリメイクする「トミカREBORN」シリーズとあわせて、タカラトミーは「本物は、ときめく。」というブランドメッセージを掲げている。今回のGR GT商品化は、その象徴的な一歩と言っていいだろう。

 まずは秋葉原で開催中の「トミカファン感謝祭」で、「GR GT」トミカをぜひ目撃してほしい。マジで欲しくなります。

「55周年ファン感謝祭 TOMICA OWNERS MEETING」開催概要

開催日時: 2025年12月5日(金)・6日(土)・7日(日) 10時〜19時

 *最終日12月7日(日) は16時30分閉場

会場: AKIBA_SQUARE(東京都千代田区外神田4-14-1 秋葉原UDX2F(JR秋葉原駅電気街口より徒歩3分))

*現在、日時指定枠は埋まっておりますが、12月5日(金)・6日(土)の16時以降は、予約なし(無料)で入場が可能。

*混雑時は入場制限をする場合があるとのこと

主催: 株式会社タカラトミー

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